北京五輪—クロスカントリースキー

北京2022

クロスカントリースキー

クロスカントリースキーは雪上の移動手段として誕生し、19世紀半ばにノルウェーでスポーツとして発展した。最初のレースとして記録に残っているのは1842年のもので、スキーの競技としては最も歴史の古い種目だ。

また世界で最も過酷なスポーツの1つであり、選手はマイナス20度―4.5度の間で競技を行わなければならない。

種目と距離

スタート

10

20

30

40

50 km

スプリント個人

女子

男子

スプリント団体

クラシカル

スキーアスロン

リレー

マススタート

種目と距離

(km)

スタート

10

20

30

40

50

スプリント個人

女子

男子

スプリント団体

クラシカル

スキーアスロン

リレー

マススタート

2月

競技日程

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

予選

決勝

競技日程

予選

決勝

2月

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

1.7m

スキーヤーの身長との対比

160cm(身長より10cm短い)

身長170センチの場合

スキー板の最小長さ

ポールの最大長さ

フリー 170cm

クラシカル 141cm

(83%)

技法

雪上をスキーで滑り、ゴールまでのタイムを競う。

クラシカル走法:ダブルポーリング

スキー板を平行に保ち、左右のポールを同時に突き、後方に強く押して滑る。

クラシカル走法:ダイアゴナル滑走

スキー板を平行に保ち、片足でキックしながら反対側のポールで後方に押すと同時に、もう片足で滑走する。

フリー走法

スキー板を逆ハの字に開き、スケートのように滑走する。

スキーヤーの身長との対比

身長170センチの場合

160cm(身長より10cm短い)

1.7m

ポールの

最大長さ

フリー

170cm

スキー板

の最小

長さ

クラシカル

141cm

(83%)

技法

雪上をスキーで滑り、ゴールまでのタイムを競う。

クラシカル走法:ダブルポーリング

スキー板を平行に保ち、左右のポールを同時に突き、後方に強く押して滑る。

クラシカル走法:ダイアゴナル滑走

スキー板を平行に保ち、片足でキックしながら反対側のポールで後方に押すと同時に、もう片足で滑走する。

フリー走法

スキー板を逆ハの字に開き、スケートのように滑走する。

これまでの歴史

クロスカントリースキーは1924年の五輪で2種目が取り入れられたのが始まり。現在は10種目がメダル競技だ。

クロスカントリースキー
18km
50km
4×10km リレー
10km
15km
30km マススタート
3×5km リレー
5km
4×5km リレー
20km
10km パシュート
15km マススタート
30km
混合 10km + 15km パシュート
混合 5km + 10km パシュート
5km パシュート
スプリント 1.5km
混合 15 + 15km
混合 7.5 + 7.5km
スプリント団体
リレー 4×10km
リレー 4×5km
1900年
1950年
2000年

金メダル最多記録

クロスカントリースキーで最も多くの金メダルを獲得した選手はビョルン・ダーリマリット・ビョルゲンでそれぞれ8個。

<figcaption>2018年クロスカントリー W杯で、フリースタイル10kmを走り終えたノルウェーのマリット・ビョルゲン(TT News Agency・Ulf Palm・ロイター)</figcaption>
2018年クロスカントリー W杯で、フリースタイル10kmを走り終えたノルウェーのマリット・ビョルゲン(TT News Agency・Ulf Palm・ロイター)
ビョルン・ダーリ
30km マススタート
4×10km リレー
50km
混合 10km + 15km パシュート
10km パシュート
1900年
1950年
2000年
マリット・ビョルゲン
4×5km リレー
10km
30km
混合 7.5 + 7.5km
スプリント 1.5km
スプリント団体
リレー 4×5km
1900年
1950年
2000年

各国のメダル獲得数

クロスカントリースキーで最も多くのメダルを獲得した国はノルウェーで、金メダル76個を含む合計199個。

国・団体
金-銀-銅
ノルウェー
76-82-41
スウェーデン
56-37-40
ソ連
44-35-32
フィンランド
36-43-66
ロシア
23-14-12
イタリア
15-22-25
ドイツ
6-19-10
EUN選手団
6-2-4
東ドイツ
5-1-4
エストニア
4-2-1
スイス
4-0-10
カナダ
2-2-0
ポーランド
2-1-2
米国
2-1-0
チェコ
1-5-6
オーストリア
1-2-2
カザフスタン
1-2-1
ロシアOAR
0-7-8
チェコスロバキア
0-4-7
フランス
0-1-10
スロベニア
0-0-2
ブルガリア
0-0-1
制作:Wen Foo、Matthew Weber、Catherine Tai 編集:Andrew Garcia Phillips | Reuters Graphics
日本語版制作:本田ももこ、新倉由久、大澤優花、宗えりか、田頭淳子、寺本晶子、照井裕子、山口香子
出典:国際オリンピック委員会、2022年北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会、国際スキー連盟、スポーツ:コンプリート・ビジュアル・レファレンス

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