アジア・中東
このデータについて
ロイターは、世界240の国と地域の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者と死者の数を収集し、毎日定期的に更新している。
国によって報告の内容は少しずつ異なる。各国が把握できていない感染者や死者も多数ある。このプロジェクトでは、感染拡大を食い止めようとする各国内部の傾向に焦点を当て、流行が最悪の段階にある国や、感染が再燃している国に注目している。
アジア・中東の日次統計
アジア・中東ではこれまでのところ少なくとも159,022,000人の感染者と1,442,000の死者が報告されている。
地域別の新たな感染者数
世界で直近に報告された100人の感染者のうち、22人以上がアジア・中東の国々から報告されている。この地域では現在、約6日ごとに100万件の新たな感染者が報告されており、パンデミックが始まって以降の感染者数は159,022,000人以上になっている。
*7日間平均
アジア・中東のなかでどの国が感染拡大のピークを迎えているのか?
私たちは、それぞれの国の感染拡大の規模と比較して、どの国で感染症が増加し、どの国で減少しているのかを知りたいと考えた。そこで、このチャートでは、各国が毎日公表している新規感染者数の7日移動平均を用いて、その平均値がピーク時の値と比較してどうかを検証している。
7日移動平均の値が、感染拡大のピーク時の何パーセントに当たるかが分かれば、最悪期から見てその国がどれほど感染の抑え込みに近づいているかをより確実に知ることができる。
知っておくべきこと
これらのグラフは、現在どの国で最も多くの感染者が出ているかを強調するものではなく、それぞれの国の感染状況に照らして、どの国が最悪期にあるかを示している。ある国がCOVID-19感染者の集計方法を変更した場合、この検証に影響が出る。新たに導入された集計方法を過去にも使っていたなら、ピーク時の値が今のものより大きかったか、逆に小さかった可能性がある。